
京都に本社を置く大手電子部品メーカーの「京セラ」が諫早市に建設を進めてきた新たな工場が完成しました。
竣工式には「京セラ」の作島史朗社長や太田尚孝工場長など関係者40人が出席し、「長崎諫早工場第1工場」の完成を祝いました。
諫早市栗面町の南諫早産業団地に完成した「第1工場」は敷地面積が約15万平方メートル。鉄骨6階建てで、延床面積は約8万800平方メートルに及びます。「京セラ」が長崎に進出するのは初めてで、工場の新設は約21年ぶりです。
国内13番目の工場となる「第1工場」は、建物の大きさでは京セラの国内工場の中で最大となります。
牧山貴光記者:「こちらは半導体製造装置向けの部品をつくるフロアになります。まだガランとしていますが本格稼働に向けこれから新しい設備が次々と運び込まれるということです」
来年4月以降に本格稼働し、世界的に需要が高まる半導体製造装置向けのファインセラミック部品や電子機器の半導体チップを保護する部品などを生産します。
2028年度までに約680億円を投資し、2030年度以降の生産額は、年間250億円を目指します。当初は約40人態勢でスタートし、生産状況に合わせて順次、増員していく計画です。
来年4月には県内の高校を卒業した25人が入社し、京セラのほかの工場で研修した後、長崎に配属される予定です。
作島史朗社長:「採用面でもしっかりと諫早工場が貢献できる形ということで考えている。まずは立ち上げがひとつのポイントになる。今年、この半年と来年にかけてそのあたりをしっかり立ち上げて、規模感としても更にスケールを上げられるように取り組んでいきたい」
「京セラ」の稼働により県内での新たな雇用創出や、地域経済の活性化をけん引する拠点として、大きな期待が寄せられています。