
佐世保市は、市内の一部のダムの貯水率が平年より大幅に下回ったとして、渇水対策本部を設置しました。約10万世帯に節水を呼びかけています。市によりますと、佐世保市は、平年より11日早い7月8日に梅雨明けして以降、ほとんど雨が降っていません。
8月13日時点で、南部で唯一のダム、下の原ダムの貯水率が80パーセントを下回ったほか、南部水系の生命線、川棚川では水量が減少。高温によって大量の藻が発生し、浄水処理で対応できない水準まで水質が悪化しているということです。
このまま雨が少ない状況が続けば、9月10日ごろには、貯水率が50パーセント未満、9月末には30%未満となり、水道の供給に深刻な支障が出る恐れがあります。
中部地区の5つのダムも、梅雨明けから貯水率が減っていて、雨が少ない状況が続けば、10月中旬ごろ50%を下回る恐れがあるとしています。
市はレベル0からレベル5まで6段階の独自の渇水対策指標を設けていて、24日、市の南部と中部、合わせて約10万世帯に対し、自主的な節水を呼び掛ける「渇水レベル4」を発表しました。市は、食器洗いは「ため洗い」に、入浴は「半身浴」にするなど、節水への協力を呼びかけています。
また、大村市でも、萱瀬ダムの貯水率が52・5%に減っています。このため、27日以降、ダムから水道水への取水量を30%制限します。市は今後も、まとまった降雨が見込まれず、水不足が予想されるとして、24日に上下水道局少雨対策本部を設置し、市民に節水を呼びかけています。