佐世保市水道局は、去年10月以降の降雨量が非常に少なく、南部水系の貯水率が約5割に低下しているとして、「渇水対策本部」を設置しました。対象地区の住民に自主的な節水を呼びかけています。
水道局によりますと、去年10月の降雨量が非常に少なく、市南部の「下の原ダム」の貯水率が80%を下回ったことなどから、去年11月、局内に「渇水対策会議」を設置し、状況を注視してきました。
その後、11月から12月にかけて一定の降雨はあったものの、貯水率の回復は限定的で、1月以降も少雨傾向が続き、貯水率の低下が続いているということです。
16日午前9時半時点の市内6つのダムの平均貯水率は61.1%。このうち南部水系の「下の原ダム」は52.5%で、去年の同じ日(75.4%)と比べマイナス22.9ポイントと大幅に下回っています。
水道局は、気象庁の1か月予報で、今後の降雨量が平年並みか、少ない可能性が示されているとして、13日付で「渇水対策本部」を設置し、南部水系の渇水レベルを「レベル4」=自主節水に引き上げました。対策本部の設置は2023年1月以来3年ぶりです。
自主節水の対象は、三川内、早岐、針尾、江上の各支所管内のほか、大塔町や日宇町など、南部水系対象地区に住むおよそ8万人です。
水道局は、蛇口をこまめに締めることや、洗濯はまとめ洗いにすること、トイレの大小レバーの使い分けなど、日常生活でできる節水への協力を呼びかけています。