華麗な伝統芸能を間近に楽しみました。
「アリーナ歌舞伎舞踊特別公演」が3日間に渡って長崎市で開かれました。去年に続いて2回目の開催となった「アリーナ歌舞伎舞踊特別公演」。初日の鏡開きセレモニーには歌舞伎俳優の片岡愛之助さん(54)や日本舞踊家・宗家藤間流の三代目藤間康詞さん(12)らが出席しました。
片岡愛之助「長崎平和の日に歌舞伎をさせていただくと、こんな有難い事はございませんし、やはり意味と意義のある公演になると思いますし、したいと思っております」
藤間康詞「このようの舞台に出演させていただくこととなり本当に感謝させております。できる限り精一杯の事をやらせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。」
会場ロビーには熊本地震災害への募金箱が設置され、開演前には出演者らが募金を呼びかけました。
アリーナ中央には去年は無かった長さ33メートルの花道が初めて設置され、開演を待つお客さんの期待も膨らみます。片岡愛之助さんは会場後方から登場し、颯爽と花道を歩いて会場を盛り上げました。
「皆様こんばんは。片岡愛之助でございます。ありがとうございます。早速に大向うありがとうございます。前の役者はそれらしい振りをしています。あとその状況と心情を歌ってくれておりますので、実は舞踊というのはすごくわかりやすうございます。では皆様、どうぞお楽しみください。ありがとうございました。」
最初の演目は五穀豊穣、天下泰平を願う祝いの舞い「操り三番叟」です。糸で吊るされた操り人形のユニークな動きを中村種之助さん(33)が巧みに演じました。
次は映画「国宝」にも登場して話題になった「鷺娘」。中村莟玉さん(29)演じる白いサギの精が、美しい娘の姿で恋の喜びと苦しみを舞い描く女形の名作です。一瞬で衣装を変える早技に観客は釘付けでした。
最後は、こちらも映画「国宝」に登場した演目「連獅子」です。片岡愛之助さんと、12歳の名取三代目藤間康詞さんが、親子の獅子の精による厳しくも温かい情愛を描きます。最後は勇壮な「毛振り」でクライマックスを迎えました。
客「いやもう目が離せなかったですね。感動ですもう」
客「着物が綺麗かったのと。囃子をする方の全部暗譜してるのがすごかったです。」
客「きょう楽しかった、歌舞伎好きね、だから来ました。最後、これが好きです、面白いね。」
客「いい所、エッセンスばっかりギュッてされてて、すっごい楽しかったです。楽しめました。ありがとうございます。」
2年目の「アリーナ歌舞伎舞踊特別公演」。3日間4公演でおよそ5800人が華やかな古典芸能の世界に酔いしれました。