日赤長崎原爆病院が、昨年度(2025年度)の被爆者の診療概況を発表しました。
昨年度、日赤長崎原爆病院を受診した外来患者のうち、被爆者は1万3431人で、全体の11・3%でした。被爆2世は3万976人で、26・1%でした。
被爆者の割合が年々減少する一方、被爆2世の割合は増える傾向です。
入院した被爆者は1108人で、平均年齢は85.4歳でした。
疾病別では、がんが最も多く41.5%を占めました。内訳は、白血病が82人、肺がんが78人、血液のがん「骨髄異形成症候群」が68人でした。
病院では、紙で残されている被爆者のカルテの電子化を進めていて、2030年3月ごろの完了を目指しています。
日赤長崎原爆病院・宮﨑泰司院長:「被爆者の方々の体の中で、何が起こっていたのか、起こっているのかの詳細については、まだまだ不明な点の方がはるかに多い。(今後の研究に)こういう詳細なカルテのデータ、検査のデータ、患者さんの症状や訴えの記録が非常に役に立ってくると思います」
また、日赤長崎原爆諫早病院では、昨年度、被爆者1794人、被爆2世1644人が外来受診しました。