長崎大学病院、長崎みなとメディカルセンター、長崎原爆病院の長崎市内3つの基幹病院は、7月1日から緊急性が認められない救急搬送に対し、7700円の「選定療養費」を徴収することが分かりました。
3病院は、不要不急の救急要請で現場がひっ迫し、「救える命が救えなくなる」として、搬送後に「軽症」と診断された患者から7700円の「選定療養費」を徴収し、利用の抑制を図ります。
「選定療養費」は、200床以上の大病院を紹介状なしで受診した際、診療費とは別に支払う自己負担金で、これまで救急搬送は対象外でした。
長崎医療圏の救急搬送件数は近年増加傾向で、去年は2万9297件。このうち8925件、4割弱が軽い風邪や打撲など緊急性がない「軽症者」が占めています。
救急搬送は3つの基幹病院に集中するため、より緊急性の高い重症患者を迅速に受け入れられるよう、軽症の場合はかかりつけ医や夜間救急を利用するなど、救急車利用の適正化が求められています。
3病院は30日(月)に会見を開き、説明する予定です。