長崎で平和活動に尽くした人や団体に贈られる「秋月平和賞」の受賞者が発表されました。
秋月平和賞は2008年、被爆医師の故・秋月辰一郎さんの遺志を引き継ごうと創設され、今年で17回目です。今回は、被爆者の築城昭平さん(99)、映画監督の有原誠治さん(78)、そして長崎県映画センターが選ばれました。
築城さんは18歳で被爆し、これまで1200回を超える被爆体験講話を実施。90歳を過ぎてから英語を学び、海外の若者に英語で被爆の実相を伝え続けています。
有原さんは、秋月辰一郎医師を題材にした長編アニメ映画「NAGASAKI1945アンゼラスの鐘」の制作を通じ、被爆の実相を世界へ発信したことが評価されました。
また、創立50周年を迎えた長崎県映画センターは、県内各地で平和や人権などをテーマにした映画の上映を続け、地域づくりに取り組んできたことが評価されました。
核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会・朝長万左男委員長:
「(受賞)3つは多いのではないかという意見も出たが、80年の節目の年の翌年の年ですから、やっぱり今もうやっておかないと。(受賞者らも)いつご病気されるか、わからないこともあり、3人になった」
授賞式は今月12日(日)、長崎市の原爆資料館ホールで開く「ながさき平和大集会」で行われます。