教育環境の変化や、少子化に伴う動きです。県教育委員会は県立高校を再編し、学校数を減らす方針を示しました。
長崎次世代高校創生会議・田代賢司室長:
「県立の全日制高校54校が、あくまでも目安ではございますが、30校から40校程度になると見込んでいる」
文教厚生委員会では、県立高校の再編について、質問が相次ぎました。県教委は県立高校再編の理由として、人口減少や、デジタル化の進展などを挙げています。
去年3月に中学校を卒業した人数が約1万1500人であるのに対し、15年後は、現在より4割ほど減少し、約7000人となる見込みです。
また、社会のデジタル化の進展に対応するため、AIやロボットなどこれまで以上に高度で、複合的な能力を育成するよう、教育内容や制度の刷新を図るとしています。
県では現在、全日制高校の適正な学校規模は、1学年「3~8学級」としていますが、再編後は、1学年「4学級以上」を目安とし、生徒の多様な個性やニーズに応じた学びを提供するため、1学年「8学級以上」の大規模校も設置します。
一方、離島地域においては、島の実情を考慮し、柔軟な学校づくりを検討するとしています。
田代室長:
「現時点で県として、特定の高校を再編・整備の対象とする、あるいは、対象外とするというものはなくて、全ての県立高校のありかたについて、学科改編も含めたところで進めていきたい」
県教委は、8月から各地域で説明会を開き、早ければ2028年度をめどに、対象校や時期を盛り込んだ具体的な再編整備計画を策定します。