梅雨前線の影響で雨が降り続き、県内で崖崩れや道路の冠水などが起きました。また、JR長崎本線などの在来線が、始発から一部区間で運転を見合わせ、通勤・通学にも影響が出ています。
小柳亮雄記者:「北松・佐々町です。先ほどから雨脚が強くなってきました。道路を走る車は大きな水しぶきをあげています」
九州付近の低気圧や梅雨前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
小柳亮雄記者:「佐世保市黒髪町です。住宅のすぐそばで崖崩れが起きました。大きな石や土砂が車に接触しています」
午前5時10分ごろ、佐世保市黒髪町の住宅の裏山が幅およそ10メートル、高さ約15メートルにわたって崩れました。
この影響で、住宅に隣接する小屋と車2台の一部が下敷きになりました。この家には1世帯7人が住んでいて、当時全員家にいましたが、けがはありませんでした。
小柳亮雄記者:「東彼杵町大音琴郷の国道205号沿いです。歩道のすぐそばにある石垣が崩れて完全に道を塞いでしまっています。現在、ショベルカーで撤去作業を進めています」
東彼杵町大音琴郷では、午前4時ごろ、歩道沿いの石垣が幅約5メートル、高さ約3メートルにわたって崩れているのを警察官が発見しました。現在、歩道の通行規制が敷かれています。
島原市では、新聞販売店の駐車場から、古紙回収の3トントラックが道路に出ようとバックしたところ、駐車場が縦5~6メートル、横2~3メートル、深さ約1.5メートルにわたって陥没しました。運転手は腰の痛みを訴えているということです。
地盤を支える鉄骨が老朽化し、折れていて、警察は雨の影響かどうかは不明としています。
小柳亮雄記者:「佐世保市指方町です。大雨で道路が冠水してしまっていて、交通規制が敷かれています」
中尾仁記者:「午前7時半、諫早市の本明川です。川幅いっぱいに濁流が押し寄せています。しかしきのうよりは水の量が少し減っていて、川底に生えた草などが見えるようになっています」
牧山貴光記者:「午前8時過ぎ長崎市内です。また、雨が強くなってきました。車はしぶきを上げて走っています」
坂本凌大アナウンサー:「昨晩からの雨の影響で長崎駅発着の在来線は全て運転を見合わせています。改札の中は一部電気が落とされ、人影もなく閑散としています」
通学客:「雨のため、諫早から乗ったんですけど、運転見合わせのために新幹線で来ることになりました」
通勤客:「短い時間だったんですけど、快適な新幹線に乗れたので、良かったです」
通勤客:「最悪です。もう(会社に)行きたくないです」
JR九州は26日も長崎本線の肥前浜ー長崎間、佐世保線の江北ー佐世保間、大村線の早岐ー諫早間を始発から運転を見合わせます。
24時間雨量は、新上五島町・有川で244.5ミリ、諫早で208ミリ、佐世保で156ミリ、長崎で121.5ミリなどにのぼっています。長崎地方気象台は、南部、北部、五島ではあす昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。