降り続いた雨の影響で県内で土砂崩れや家屋の倒壊が相次いでいます。
小栁亮雄記者:
「土砂は歩道や車道をふさぎ、現在撤去作業が進められています。こちらの現場のすぐ近くには住宅も立ち並んでいます」
長崎市相川町の国道202号沿いでは幅25メートル、高さ15メートルにわたって土砂が崩れ道路わきの車庫が下敷きとなりました。
付近住民:
「6時15分か20分くらいだったかな、台所にお湯を沸かしにきたらドーンとすごい音がするんですよ。自分の家に突っ込んできたかなと思って出たらこんな状態でびっくりしました」
この影響で県警は午前7時17分から国道202号の一部を全面通行止めにしています。
中嶋航大記者:
「佐世保市日宇町です。建物が上から押しつぶされたように崩れ落ちています。建物の前には、がれきも散乱しています」
佐世保市日宇町では木造2階建ての空き家が倒壊しました。佐世保署は雨の影響で倒壊した可能性があるとみています。
付近住民:
「昨夜見たときは崩れていなかったから壊れているって感じで、びっくりした朝から」
23日の降り始めから午前4時までの降水量は佐世保市干尽町と諫早市で151ミリ、雲仙岳で138ミリなどとなっています。