2年連続同じ顔合わせとなった男子の決勝戦、2連覇を狙う大村工業は600人の大応援団。一方、17年ぶりの優勝を狙う佐世保南は全校生徒700人以上が駆けつけました。
大観衆の中行われた決勝戦、第1セット、流れをつかんだのは、大村工業でした。身長190センチのエース・眞﨑がレフトからスパイクを決めると、キャプテン下村も、ブロックの上から打ち抜きます。セッター松本のブロックも決まり、第1セットは大村工業が25対13で先取します。
第2セットに入っても、大村工業の勢いは止まりません。1年生土井のサーブでレシーブを崩して得点を奪うと、松本のサービスエースにキャプテン下村の豪快なスパイクも決まり、大村工業が2セット連続で奪い優勝に王手をかけます。
後がない佐世保南は第3セット意地を見せます。キャプテン村井がレフトから決めると、2年生山下は3枚ブロックに対して技ありの1点。ピンチサーバー山田はエンドラインギリギリにサーブを決め1点差に迫ります。それでも、大村工業は動じませんでした。
最後まで自分たちのバレーを崩さなかった大村工業が佐世保南の反撃を許さず、セットカウント3対0のストレート勝ち。2年連続のインターハイ出場を、勝ち取りました。
大村工業下村晃生主将:
「自分たちらしい高さのあるバレーができたと思う。去年の春高予選で負けてしまって、今回きっちりと勝ててほっとしています」
眞﨑仁之介選手:「自分が1番点数を取って、チームを勝たせられるようにしたいと思っていたので、きょうはそれができてすごく良かったと思う。インターハイでは絶対日本一を取ることを目標に頑張ります」
佐世保南村井知斗主将:
「今までやってきたことを、この決勝では発揮することができずに終わってしまったというのが今の感想です」山田海翔選手:「優勝を目標に頑張ってきたので、悔しい気持ちが一番にあります」
一方、女子の決勝は、3連覇を狙う西彼杵と9年ぶりの優勝を目指す聖和女子の対戦となりました。
第1セット、聖和女子のアタックが次々と決まります。聖和女子が勢いに乗り、25対21で第1セットを先取します。第2セットは両者の意地がぶつかります。共に譲らず、デュースの連続で31対31。このしびれる場面で力を発揮したのは、西彼杵の2年生エース岡。2連続でスパイクを決め、第2セットは33対31、西彼杵が取り返します。
これで勢いに乗った西彼杵が、第3・第4セットも連続で奪い、セットカウント3対1の逆転勝利。3連覇を達成しました。
西彼杵・黒田鈴那主将:
「本当に優勝できてうれしいです。気持ちの面でも技術の面でも自分たちの足りていないところがあるので、そこを練習から追求して頑張っていきたいです」
西彼杵・岡紗津貴選手:
「エースとしての自覚を持って、絶対に決めるという気持ちで、頑張りました。スパイクとか、ブロックとか、サーブとか全部、もう一段自分のレベルも上げていきたいと思っている」
連覇を成し遂げた男子・大村工業と、女子・西彼杵は、8月のインターハイに出場します。