女子決勝は、初優勝を狙う青のユニホーム西彼杵と7年ぶりの優勝を狙う白のユニホーム聖和女子学院の対戦です。
第1セットを奪った西彼杵は第2セット、双子の佐藤姉妹が魅せます。まずは、姉の佐藤佳音、ライトからブロックアウトでポイントを上げると今度はレフトから、妹の佐藤侑音。ストレートを打ち抜き、第2セットも西彼杵が取り、初優勝に王手をかけます。
意地を見せたい聖和女子は、第3セット、両チームを通じて最長身、184センチのエリザベスターナーが躍動します。
このブロックで、聖和女子がリードを3点に広げるとさらに、ターナーの豪快なスパイク。ターナーの活躍で、聖和女子が第3セットを奪い返します。
初優勝を狙う西彼杵は第4セット終盤、双子の佐藤姉妹が徹底マークに合い、3点を追いかける苦しい展開となりますが、ここから光ったのは3年生の林でした。センターから、強烈なスパイクで2点差とすると、林が次々とスパイクを決め、終盤に逆転しました。
粘る聖和女子を振り切った西彼杵、セットカウント3対1で、うれしい初優勝です。
西彼杵 佐藤佳音(姉)「片方が決めたら、次は自分のところにトスを持って来いって、セッターに要求して、決めることがたくさんできました」
西彼杵 佐藤侑音(妹)「日本一になれるように頑張ります」