熱戦が続く、県高総体は競技4日目、諫早市中央体育館では男女バレーボールの決勝戦が行われました。
男子決勝は、3連覇を狙う白とエンジのユニホーム大村工業と…3年ぶりの優勝を狙う黒と黄色のユニホーム鎮西学院の対戦です。
第1セット、光ったのは鎮西学院のブロックでした。3年生の伊藤が1枚ブロックで止めると!3年生園田は速攻をブロック!さらにキャプテン山本は相手の1人時間差をブロック!3本のブロックポイントを奪った鎮西学院が、第1セットを25対18で先取します。
第2セット、3連覇を狙う大村工業が、反撃に出ます。2年生神近が豪快なスパイクを決めるとキャプテン横山はバックアタックを決め、大村工業がリードを奪います。
しかし、挑戦者・鎮西学院は、慌てませんでした。24対24のデュースに持ち込むと、キャプテンの山本!ライトから豪快に決め、逆転すると…最後は…ブロックで、26対24。鎮西学院が2セットを連取し、優勝に王手をかけます。
第3セットに入っても、鎮西学院の勢いは止まりませんでした。キャプテン山本と、3年生園田、2人のエースアタッカーが次々と得点を決め、セットカウント3対0のストレート勝ち。鎮西学院、うれしい3年ぶりのインターハイ出場です。
鎮西学院・山本主将「うれしいです。3年間で初めての決勝で、緊張もあったが、自分たちは挑戦者の気持ちでやっていたから、びびらずやれた」
園田選手「チームが目標に向かって1つになっていたので、とても良かった。IHでも自分たちのバレーをしっかりやって勝てるように頑張ります」
3連覇ならず・大村工業。横山夏希主将(3年)「(チームを)引っ張れなくて、負けさせてしまって、本当に悔しいです。まだ春高があるので、その大会に懸けようと思います」