諫早市のなごみの里運動広場で行われた長崎県高総体ソフトボール競技は、男子・女子ともに連覇を狙う強豪校がその実力を見せる結果となりました。
男子決勝は、3連覇を狙う大村工業と、3年ぶりの王者奪還を目指す島原工業が対戦しました。試合は初回、大村工業の1番・中尾拓夢選手が、島原工業の先発・酒井蒔苑投手の2球目を捉える先頭打者ホームランを放ち、鮮烈な先制点を挙げます。
続く2回にも、中尾選手は2死一、二塁の好機で「ここで絶対に点を入れるという気持ちで振った」と語る2打席連続のスリーランホームランを放ち、リードを4点に広げました。
反撃したい島原工業は2回裏、キャプテン宮本瑛斗選手の盗塁と相手の送球の乱れの間に1点を返します。5回には宮本選手のチーム初ヒットを皮切りに無死一、三塁のチャンスを作りましたが、大村工業のエース濱野恵成投手が立ちはだかります。
昨年のインターハイ優勝メンバーでもある濱野投手は、この窮地で2者連続三振を奪うなど、試合を通じて13奪三振・被安打2という圧巻のピッチングを披露。大村工業が4対1で島原工業を下し、3年連続15回目の優勝を飾りました。
試合後、好投した濱野投手は自らのピッチングを「98点くらい」と自己評価しつつ、「ボールをあと2か月しっかり磨いて日本一取れるように頑張りたい」と、全国2連覇を見据えて意気込みを語りました。また、2本の本塁打を放った中尾選手も「インターハイで優勝できるように頑張ります」とさらなる飛躍を誓っています。
惜しくも敗れた島原工業の宮本主将は、「島工全員でインターハイに行きたかったですけど、それを果たせなくてとても悔しい」と涙をのみました。
女子決勝では、向陽が九州文化を7対2で破り、2年連続16回目の優勝を果たしました。長崎の代表として全国の舞台に挑む大村工業と向陽。インターハイでの活躍にも大きな期待がかかります。
