
43人が犠牲となった雲仙・普賢岳の大火砕流から35年となった3日、被災地・島原に「いのりの灯」が灯りました。
平成新山のふもと島原市の雲仙岳災害記念館が毎年6月3日に実施している「いのりの灯」は20回目を迎えました。
島原半島にある44の幼稚園・保育園の園児と25校の小中学校の児童・生徒らが約2カ月かけて作ったキャンドルは去年の2倍の約2000本。犠牲者を追悼し、二度と災害が起きないようにとの願いを込めています。
児童:
「二度と噴火しないように思って書きました」
児童:
「自然がきれいになるように、なるために、なってほしいから書きました」
児童:
「普賢岳が噴火して人が亡くならないようにという思いです」
雲仙岳災害記念館・杉本伸一館長:
「子どもさんたちにキャンドルを作ってもらって家族の中で普賢岳のことを話題にしてほしいなと思ってやってるんですけども、もう噴火しませんようにとか、平和でありますようにとか、火山を書いてくれたり、本当に私たちが思っているようなことがちゃんと子ども達が素直に受け取ってくれている。それが本当にうれしいですよ」
キャンドルは、午後7時から8時まで点灯したあと、それぞれ自宅に持ち帰りました。幻想的な思い出とともに、災害の記憶を語り伝えていきます。