国や公共に対して功労のあった人に勲章を贈る「春の叙勲」に、県内から57人が選ばれました。
久田松和則さん:
「叙勲というのはビックリいたしました」
文化財保護功労で旭日単光章に選ばれた久田松和則さん、76歳。600年以上の歴史がある大村市・富松神社の神職として、50年間勤めた傍ら大村市文化財審議会の会長として、文化財の保護にも力を尽くしました。
久田松和則さん:
「私は神社の神主をずっとしてまいりましたので、宗教史の中でも特に文献です。文献の中から記録の中から歴史を読み取って、建物であったり土の中から非常に特殊な物が出てきたり信仰道具であったり、そういった物が出てきた時に、市の指定を県の指定を受けて大事に保存していこうかと、そういったような時に審議会が判断をするわけですね」
久田松さんは、変化の激しい今の時代こそ歴史に目を向けるべきと話します。
久田松和則さん:
「決して古い物が良いというばかりではありませんけども、しかし、過去の物がどうであったかということをしっかり把握しておりませんと、今からの進み方を判断する場合に間違う場合もあると思うんですね。そういう指針を教えてくれるのが過去の歴史だろうと思います。歴史冥利に尽きますね」
県内ではこのほか、長崎大学名誉教授の安達謙三さん、81歳が瑞宝中綬章を受けるなど60歳から91歳までの57人が受章しました。受章者には各省庁や県から叙勲が伝達されます。