7日までの「文化財保護強調週間」に合わせ、長崎市で重要文化財などの電気設備の点検が始まりました。
点検は1970年から毎年実施していて、54回目です。九州電力送配電長崎支社と九電工長崎支店、九州電気保安協会長崎支部が社会貢献の一環として無償で実施しました。
初日は国指定重要文化財がある「清水寺」や「興福寺」「聖福寺」、国宝のある崇福寺、長崎市指定史跡「中の茶屋」、唐人屋敷跡の建物群など6カ所の電気設備を点検しました。
清水寺・一月正人住職:
「100%安心する。(火事になったら)復興できないから」
7日は国宝「大浦天主堂(南山手)」や国指定重要文化財の「旧羅典神学校(南山手)」、国選定重要伝統的建造物群保存地区の「須加五々道美術館(南山手)」と「東山手洋館群」を点検します。