191の国と地域が核軍縮の方向性について議論するNPT再検討会議がニューヨーク国連本部で開幕しました。
27日、被爆者や鈴木長崎市長らが傍聴する中で開幕したNPT再検討会議。日本政府からは、長崎大学医学部出身の国光あやの外務副大臣が登壇しました。
国光外務副大臣は、1982年に、被爆者として国連で初めて演説した長崎の被爆者、故・山口仙二さんや、長崎大学医学部の前身、長崎医科大学出身で自らも被爆しながら被爆者の救護に当たった医師・永井隆博士の言葉を引用しながら、核兵器国に対し、核軍縮への取り組みを進めることなどを強く促しました。
国光あやの外務副大臣:
「永井博士は、『人類は今や自ら獲得した原子力を所有することによって、自らの運命の存滅の鍵を所持することになった』と記しています。人類が原子力を手に入れてから、あと20年で100年となります。この『原子時代』の中心には、この議場に響き渡った山口さんの(ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキという)訴え、被爆者の方々の想い、犠牲になった人々の魂があることを忘れてはなりません。我が国はこのことを胸に刻み、NPTを守護する者の一員として、皆様と共に歩みを進めてまいります」
会議は来月22日までの約1カ月間で、来月1日には、鈴木長崎市長や馬場副知事、被爆者らがNGOセッションなどで核廃絶を訴えます。