「9の日」の9日、世界各地の戦争の終結や平和を願い、被爆者ら約40人が「長崎の鐘」を鳴らしました。
「あの原爆がいかに恐ろしいものであるか。あの戦争がいかに愚かなものであるか。地球の果てまで、平和への願いと祈りを込めて響かせます」
長崎県被爆者手帳友の会は、2005年11月から毎月9日、原爆が落とされた午前11時2分にあわせて、平和公園の「長崎の鐘」を鳴らしています。
「長崎の鐘」は、原爆の犠牲となった動員学徒や女子挺身隊、徴用工、一般市民らを悼む慰霊のモニュメントとして、1977年に友の会と県動員学徒犠牲者の会が設置しました。
友の会の会長の朝長万左男さん(82)は、イラン情勢や世界の核兵器の状況に危機感を募らせます。
朝長万左男さん:
「今日はね、ちょっと特別な思いがあります。世界がここまで戦争だらけになるとね、非常に経済にも影響が来るしですね。世界の平和と核廃絶運動というのは、危機に瀕している感じを強く持ちます。だから世界の状況は今頑張らないと」
核兵器のない世界に向けて、若い世代も含めた各国の人々の行動に期待を寄せました。