物価高が続く中、連合長崎は7日、今年の春闘の1回目の集計結果を公表しました。平均約1万7000円の賃上げで妥結しています。
6日時点で、要求を出した75の組合のうち、約58%にあたる44の組合が妥結しています。
正社員の定期昇給やベースアップを含む平均賃上げ額は1万6927円。平均賃上げ率は5.49%で、去年の同じ時期を0.16ポイント下回ったものの、去年に続き5%以上の高い水準を維持しています。
妥結した44組合のうち半数の22組合が満額、または要求を超える賃上げを獲得しました。人手不足が続くバスや鉄道などの公共交通でも、ベースアップによる改善が見られました。
連合長崎・岩永洋一会長:
「厳しい経営環境にありながらも、賃上げなくして人材確保なし、事業継続なしという危機感の元、経営側が英断を下した結果だと言えると考えている」
一方、中東情勢の影響によるエネルギー価格の高騰などで、賃上げの成果が相殺されてはならないとして、「強い緊張感を持って物価上昇を上回る賃上げの継続を求めていく必要がある」と強調しました。
最終集計結果は6月9日(火)に公表される予定です。