連合長崎は7日、今年の春闘の第1回賃上げ集計結果を発表しました。バブル期以来の高水準を維持しています。
7日午前10時時点で119の組合のうち37組合(31%)が妥結しています。
定期昇給やベースアップ(ベア)を含む平均賃上げ額は、去年の同じ時期を4022円上回る1万7823円で、1990年の連合長崎結成以降、最も高くなりました。
県内に本社を置く地場企業の平均賃上げ額は、1万7319円(昨年同期比6323円増)。賃上げ率は6.86%(同2.2ポイント増)となっています。
連合長崎は、「この数年の賃上げの流れが継続している。地場組合は、6%を目指す連合方針に基づく要求・交渉で企業側の理解が得られた」としています。