連合長崎は今年の県内の春闘の賃上げに関する最終集計結果を発表しました。バブル期以降、最高の賃上げ額です。
要求を出した165の組合のうち83.6%に当たる138の組合が妥結しました。
定期昇給やベースアップ(ベア)を含む平均賃上げ額は、去年の同じ時期を1122円上回る1万5739円で、連合長崎が結成した1990年のバブル期以降、最高の賃上げ額となりました(平均賃上げ率は5.34%、前年同期比+0.28ポイント)。
一方で連合長崎は、「『働き方改革』や『2024年問題』の影響で『交通・運輸』部門では人材確保につながっていない」「公共交通や物流を支える労働者に対する『人への投資』が社会全体の大きな課題」としています。