
長崎市立小学校の64歳の男性教諭が、児童を「ゴキブリ」呼ばわりしたなどとして、長崎県教育委員会は、教諭を戒告の懲戒処分としました。
処分を受けたのは、長崎市立小学校に勤務する64歳の再任用の男性教諭です。
教諭は去年7月、担任を務める高学年のクラスの児童について、保護者との二者面談で「何もしない。努力もしないのにできるのでむかつく」と発言し、この頃から児童に対し、「むかつく」と発言するようになりました。
また、教卓の前の席だったこの児童に対し、「目障り」と発言。
去年9月には、ゴキブリの頭文字「G」を用いて「転生できるのはG(ゴキブリ)だけだ」と発言し、9月末まで日常的に、「G」と呼んでいました。
さらに校外学習の際、バスの中で「お前の横にだけは座らない」と発言しました。
被害児童の友人の保護者が児童の保護者に情報提供し、児童の保護者が学校に報告したことで10月に発覚しました。
教諭は学校の聞き取りに対し、発言を認めた上で、「人権を無視した不適切な言動は自分自身の稚拙で、配慮を欠いたものであり、到底許されるものではない。当該児童の心に深く傷を負わせてしまったこと、楽しいはずの学校生活を不快なものにしてしまったことを猛省している」と述べました。
児童は教諭の発言を受け、学校を2日間休みましたが、その後は通常通り登校しています。教諭は発覚後も担任を続けています。
県教委は「教育に対する信用を著しく失墜させるもので、奉仕者たるにふさわしくない非行」として、きょう付で戒告の懲戒処分としました。
教諭は4月から別の学校に転勤し、教諭を続けるということです。