
県と佐世保市が東彼・川棚町で建設を進める石木ダム事業に協力し、移転した元住民と大石知事が面会しました。
18日午前、川棚町石木郷を訪れた大石知事は、石木ダム建設予定地に暮らしていた10世帯11人の元住民と面会しました。
約45分間の意見交換では、元住民から、「移転者のうち50人以上がダムの完成を見ずに亡くなった」「知事の手で完成のめどをつけてほしい」などの声が上がりました。
元住民:
「移転に協力した者が移転に協力して良かったと言えるように頑張ってもらいたい」
大石知事:
「経験されたご苦労であったり、完成に向けた期待であったり地域振興に対する切実な思いも伺えましたので、改めて令和14年度末までに完成させることの責任の大きさを感じました」
知事は、今も予定地で暮らす反対住民13世帯についても、理解を得る努力を続けていくと述べました。