センバツ出場をかけた九州大会では、のちに明治神宮大会で全国制覇を果たす九州国際大付属(福岡)に惜しくも1点差で敗れるも、学校史上最高成績に並ぶ、準優勝を果たしました。 そんな彼らのパワーの秘訣は、朝練にありました。午前7時前、まだ薄暗い中、球児たちがやってきたのは柔道場です。 新チームが始まってまもない去年秋頃から柔道部の朝練に加わって、合同練習が始まりました。長崎日大の柔道部といえば、県高総体男子団体11連覇中。世界王者も輩出した超強豪チームです。 野球部は場所や器具の数に制限があるため、12人のみ参加。柔道部の名将・松本太一監督から直接指導も。スポーツ強豪校だからできる、部の垣根を越えた融合の取り組みです。 県内屈指の強豪野球部とはいえ、筋力の面では強力な「マッチョたち」の前についていくのがやっと。それでも厳しい練習だからこそ、成果も着実に出ています。 2010年の夏以来の甲子園での白星へ。10種類以上のメニューを柔道部のマッチョたちと手を取り合って40分間、自身の体と向き合いました。 そして今回、長崎日大OBで、五輪2大会連続金メダリスト・柔道の永瀬貴規選手(32)に野球部について話を聞きました。 永瀬貴規選手(32):「母校の活躍、柔道部だけではなく、野球だったり色んな競技の活躍を僕も聞いています。後輩たちの力がいちOBとして、うれしく思いますし、お互い違う競技、環境ではありますけど、お互いに同じスポーツを盛り上げていけたら。大会まで準備する期間は限られていますけど、悔いのない準備をして本番は思いっきり全力を出し切ってください。応援しています」