2017年、いじめが原因で自殺した海星高校2年の男子生徒の両親が、運営法人に損害賠償と謝罪を求めている裁判が、結審しました。
訴状などによりますと、生徒は、中高一貫の海星中学3年の頃、おなかが鳴る音を同級生にからかわれるなどのいじめを受け、高校進学後も、複数の教師から理不尽な叱責を受けたとしています。
両親は、学校が適切ないじめ防止対策や、遺族に寄り添った対応を怠ったなどとして、3200万円余りの損害賠償と、学校のホームページへの謝罪広告の掲載を求めています。
公判で母親は、「いじめ対策を講じず、生徒の命を蔑ろにし、いじめで死を選ばざるを得なかった息子のことを冒とくし続ける学校を、教員たちを、絶対に許せません」と訴えました。
生徒の父親:
「いじめで苦しむ子どもたちのために何か、生きた証じゃないですが、無駄死には絶対にさせないという思いで9年間過ごしてきたつもりですし、今も変わりございません」
判決は6月8日(月)に言い渡されます。