長崎市の上空で鳥の大群が目撃されました。
こちらは、14日夕方5時ごろ、長崎市のベネックス総合運動公園で撮影された映像です。グラウンドの上空を鳥が一塊になってうねりながら飛んでいます。
この正体とは…?
野鳥に詳しい日本野鳥の会長崎県支部谷口秀樹さんに聞きました。
日本野鳥の会長崎県支部・谷口秀樹さん:
「『トモエガモ』という渡り鳥です。顔の模様が『巴(ともえ)模様』に見えるということからついているのかな」
こちらがトモエガモの写真です。オスは顔に緑や白、黒の模様があるのに対し、メスにはありません。
日本野鳥の会長崎県支部・谷口秀樹さん:
「県内は主な生息地は諫早の調整池です(Q.昔から生息しているのか)1万羽を超えるようになったのは2017年の秋からですね(Q.急激に増えた理由は)トモエガモのシンポジウムも各地で増えてますから、そこでの話では繁殖地のロシアの方でも増えているという話でした。増えた結果、日本でも増えているんじゃないかという話でした(Q.年中いるものか)いや、冬の間だけです。ロシアとか北の方は冬になると餌となる木の実とかが取りづらくなる。雪の下とか氷の下とかに隠れてしまって。日本では主にドングリを食べています」
谷口さんによりますと、群れが見られるのは夕方が多く、餌を求めて諫早から飛来しているのではないかということです。
日本野鳥の会長崎県支部・谷口秀樹さん:
「すぐ近くに来るとかなり羽音が凄まじいんです。ザーという音がして大体気づきやすいかなと思います。普通の鳥よりも」
トモエガモの群れが県内で見られるのは、年によって差はありますが、おおむね2月いっぱいまでということです。