県は先週1週間の県内の感染症の発生状況を発表しました。先週流行警報が発表されたインフルエンザの患者数は4週ぶりに減少に転じましたが、依然として警報レベルを維持しています。
11月27日(月)から12月3日(日)の1週間で、県内70の定点医療機関から県に報告があったインフルエンザ患者は2443人で、前の週を614人下回り、4週ぶりに減少に転じました。ただ、医療機関当たりの平均患者数は「34.9人」と、流行警報の基準値「30人」を2週連続で超えていて、大きな流行が継続している状況が続いています。
地域別では対馬で68.67人長崎市で50.53人など10地区中8地区で警報レベルとなっています。年代別では10代以下で75%以上を占めています。
今後も手洗いや手指消毒、適切なマスクの着用、換気などの感染対策を心がけるよう呼びかけています。
また、新型コロナの報告患者数は117人で前の週を20人上回りましたが、定点あたりの報告数は1.67人で引き続き低い水準で推移しています。