県内ではインフルエンザ、新型コロナともに先週より増えていて、県が基本的な感染対策を心がけるよう呼びかけています。
去年11月30日から県内で警報レベルの流行が続いているインフルエンザ。1月15日(月)から21日(日)までの1週間で県内70の定点医療機関から県に報告があった患者数は1372人で、前の週を265人上回り、3週ぶりに増加に転じました。
医療機関あたりの平均報告数は19.60人で、地区別では県北が30人、県央が26.82人など10地区中7地区で警報レベルとなっています。
また、新型コロナの報告患者数は908人で、前の週を145人上回りました。定点当たりの報告数は12.97人で、こちらは4週連続で増加しています。
インフルエンザ、新型コロナともに10歳未満、10代の報告患者数が増えています。
いずれも飛沫や接触で感染するもので、県は手洗いや消毒、適切なマスクの着用、換気など基本的な感染対策を心がけ、予防に努めるよう呼び掛けています。