任期満了に伴う来月の知事選をめぐり、自民党県連は、新人で元副知事の平田研氏(58)の推薦を党本部に上申していましたが、党本部はこれを見送り、「自主投票」とすると公表しました。
自民党・鈴木俊一幹事長(72):
「長崎知事選について、今週22日(木)に告示されるが、県内の政治状況が現職と新人に二分されていることに鑑み、党としては、この選挙の対応を『自主投票』と決めさせていただく」
20日、自民党本部で開かれた記者会見で、鈴木俊一幹事長(72)が明言しました。
知事選では、現職の大石賢吾知事(43)と、新人で元副知事の平田研氏(58)が、ともに自民党県連に推薦を求め、県連は去年11月、平田氏を推薦する方針を決定。党本部に上申していました。
一方で、県医師連盟や県建設業協会など一部の支援団体は大石氏の推薦を決め、前回(2022年)の知事選同様、保守分裂の選挙となる見通しです。このほか、共産党県委員会常任委員の筒井涼介さん(32)が出馬を表明しています。
一方、出馬を表明していた宮沢由彦氏(58)は会見を開き、出馬を辞退すると表明しました。石木ダム事業を検証する流域委員会の設置を約束する協定を平田氏が締結し、反対住民らがこの協定や平田氏を支持したとして、「石木ダムの問題を見直す第一歩になると考え、決断した」と述べました。その上で、長崎市区の県議補選に出馬するとしています。