
来年2月に投開票が行われる県知事選挙について、自民県連は26日、選挙対
26日に開かれた自民党県連の選挙対策委員会には県選出の国会議員や県議地域・職域支部から33人が出席しました。
知事選をめぐっては、平田氏のほか現職の大石知事も出馬を表明していて、いずれも自民党県連に対して推薦を求
自民党県連は前回3年前の知事選では大石知事を推薦していましたが・・・。
衆院議員・自民党県連 加藤竜祥会長:
「参議院選挙、衆議院選挙、都議会議員選挙の3連敗は有権者が政治とカネの問題を重く捉えているからに他なりません。疑惑の渦中にある人を議論の俎上に乗せるべきであるか真剣に考える必要がございます」
2時間近く及んだ非公開の議論で中心となったのは、政治資金問題を抱える大石知事を現職ながら、選択肢に加えるかどうか。
知事は24日に改めて会見を開き説明しましたが、委員からは「新しいことが出て来なかった」「説明責任がしっかり果たされていない」「大石知事を推す理由を地元に説明できない」などといった厳しい声が相次いだといいます。
一方、「公平に扱うべきだ」「知事が関わったわけではない」「不起訴処分になった」など知事を擁護する声のほか両氏を推薦しないという提案も出たという委員会。
最終的にはいずれかを選ぶため委員33人による投票が行われ、過半数の票を占めた平田氏への推薦が決まりました。
衆院議員・選挙対策委員会 金子容三委員長:
「最終的には平田さんに推薦を出すという決定となりました。(大石知事が)疑惑を持たれていることに関して不起訴となりましたよねと。一方で不起訴不当という声も出ているではないかと。そういったところに関して色々とご意見が出ていた」
「大部分は現職に推薦を出すべきではないという議論は結構やりました」
前回の知事選同様、「保守分裂選挙」となってしまうのか・・・。
衆院議員・自民党県連 加藤竜祥会長:
「選対委員会では決まったわけですからその方を一丸となって我々自民党は応援していくと。これに反した場合はそれなりの処罰があると条文が(中島浩介幹事長から)紹介された」
「(知事の会見は)又聞きで聞いていなんですね。安易に発言を控えたいと思いますけども何ら新しい発言はなかったと聞いています」
11月にも開かれる予定の常任総務委員会で承諾されれば、平田氏への推薦が正式に決まります。その後、公認を求めて党本部に上申する方針です。
県知事選は来年1月22日に告示、2月8日に投開票されます。