
11月に県内で起きたSNS型投資詐欺未遂等事件で、受け子の監視役の可能性がある台湾国籍の男が逮捕されました。
詐欺未遂と組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反の疑いで逮捕されたのは、住所不定の自称調理師で台湾国籍の男(30)です。
この事件は11月13日から19日までの間、「藤原美月」を名乗る者が県内の70代の無職の男性に対し、「LINE」で株式購入資金として融資した現金3000万円を返済する必要があるなどとメッセージを送信し、現金3000万円をだまし取ろうとしたものです。
届け出を受け警戒していた警察が、11月19日に、受け子とみられる逮捕時24歳の台湾国籍の男を詐欺未遂などの疑いで現行犯逮捕していました。押収した証拠品を捜査中に今回の容疑者の男が浮上し、千葉県内で逮捕したということです。
男は受け子の監視役の可能性があるとみられています。南島原警察署は、ほかにも共犯がいる可能性があり、捜査に支障が出るとして認否を明らかにしていません。