三菱重工長崎造船所で新型護衛艦「よしい」の命名・進水式がありました。
式には小泉進次郎防衛大臣(44)や
三菱重工の関係者、約200人が参加しました。
小泉進次郎防衛大臣:
「本艦をよしいと命名する」
護衛艦「よしい」は、防衛省が2018年から建造を進める12隻の
「もがみ型」護衛艦の最終艦です。基準排水量3900トン、
全長133メートル、幅16.3メートルで乗組員は約90人。
真上にミサイルを発射し、全方位どこへでも攻撃・防御が可能な
ミサイル垂直発射システム「VLS」などを装備しています。
建造費は、7月に進水した11番艦「たつた」と合わせて約1166億円。
今後、海上試験などを経て、来年度中に防衛省に引き渡されます。
進水式に先立ち小泉大臣は離島防衛を担う水陸機動団の本部、
陸上自衛隊相浦駐屯地を視察しました。
小泉大臣が公務で県内を訪れるのは10月の就任後初めてです。
水中訓練や水陸両用車に乗り込むなど、水陸両用作戦の精鋭部隊を見て回り、
隊員の家族らとも交流しました。
小泉進次郎防衛大臣:
「隊員ひとりひとりの国を守るという共通の使命のもと、高い練度と島しょ防衛のプロフェッショナルとして緊張感をもって任務に精励する姿を確認でき大変頼もしく感じた」
また、小泉大臣は長崎市の平和公園も訪れ、平和祈念像に献花しました。