三菱重工長崎造船所で新型護衛艦の命名・進水式が行われました。
防衛省・若宮健嗣防衛大臣補佐官:
「本艦を『ながら』と命名する」
護衛艦「ながら」は、防衛省が2018年から建造を進める12隻の「もがみ型」護衛艦の10番艦です。このうち、長崎造船所は10隻中8隻を手がけています。
基準排水量3900トン、全長133メートル、幅16.3メートルで乗組員90人。「省人化」設計により、少ない人員で航行できます。船体はコンパクトで、高いステルス性能を備えています。
建造費は、6月に進水した9番艦「なとり」と合わせて1028億円。今後、艤装工事や海上試験を経て、来年度中に防衛省に引き渡されます。
造船所では、引き続き11番艦と12番艦も建造します。