5人目の出馬表明です。任期満了に伴う来年2月の知事選に元神戸大学助手で新人の田中隆治氏(82)が無所属での立候補を表明しました。
田中氏は佐世保市宇久町出身で、神戸市在住の82歳です。
前回(2023年)と前々回(2019年)の佐世保市長選や、4年前(2021年)の衆院選旧長崎4区に出馬し、いずれも落選しました。
知事選では、県立大学に農学部や水産学部、理工学部などを設置して学生の県外流出を防ぎ、人材を育てることで、農業や漁業、造船業など県内の基幹産業の振興につなげたいとしています。
新人・田中隆治氏(82):
「県立大学に(学部を)設置しないと、今の人口減少を阻止することは絶対にできない」
知事選にはこのほか、再選を目指す現職の大石賢吾知事(43)、新人で元副知事の平田研氏(58)、食品コンサルティング会社社長の宮沢由彦氏(58)、共産党県委員会常任委員の筒井涼介氏(32)がいずれも無所属で立候補を表明しています。
知事選は来年1月22日告示、2月8日投開票です。