任期満了に伴う来年2月の知事選に共産党県委員会の常任委員で新人の筒井涼介氏(32)が無所属での立候補を表明しました。出馬表明は4人目です。
新人・筒井涼介氏(32):
「経済優先、利権優勢で県民に冷たい政治を終わらせたい。県民に温かい長崎県をつくりたい。その思いで私は長崎県知事選に立候補することを決意いたしました」
筒井氏は長崎市出身の32歳。共産党県委員会で常任委員を務めています。選挙初挑戦となった今年夏の参院選では、3万1687票を集めましたが落選しました。
今回は政治団体「民主長崎県政をつくる会」から出馬要請を受け、無所属で出馬します。共産党県委員会の推薦を受けています。県内の最低賃金引き上げや石木ダム建設の中止、非核三原則の堅持などを訴える方針です。
新人・筒井涼介氏(32):
「皆さんの生の声を直接聞いていくというのが大事だなと思っておりますので、対話の活動というのをやりながら、私だけが頑張るのではなく、今の長崎県政を変えたいと思う皆さんが多く集っていただいて、共に選挙戦を戦っていきたいと考えています」
知事選にはこのほか、再選を目指す現職の大石賢吾知事(43)、新人で元副知事の平田研氏(58)、食品コンサルティング会社社長の宮沢由彦氏(58)が立候補を表明しています。
知事選は来年1月22日告示、2月8日投開票です。