任期満了に伴う来年2月の知事選に会社社長の宮沢由彦さん(58)が立候補を表明しました。出馬表明は3人目です。
宮沢由彦さん(58):
「長崎県知事選挙に立候補することを表明いたします」
宮沢由彦さんは千葉県出身の58歳。長崎市在住で東京の食品コンサルティング会社の社長を務めています。知事選への出馬は、3年前の前回に続き2度目です。
宮沢由彦さん:
「官僚主義、県民の声が届かないこの県政を変えましょうというのが一番、『県政を県民の手に取り戻そう』『県民の声が届く政治にしよう』それが今回のテーマです」
東彼・川棚町の石木ダム建設は中止し、有用な事業へ転換を進めたいとしています。
宮沢由彦さん:
「とても無駄が多い事業だと、このまま予算をどんどんつぎ込んでいくのは問題だという声が、長らく上がっています。この問題に県政から積極的にかかわって、民間の方たちともデータの共有や見解の共有をしていきたい」
また、民間企業が進める宇久島のメガソーラー事業については、住民の安心を守るため、規模の縮小を進めたいとしています。
宮沢由彦さん:
「住民の方たちの納得も重要ですので、住民が事業者とちゃんと話せていないと不満を持っているので、県が仲介して話し合いが出来るように持っていきたいと思っています」
知事選には、再選を目指す現職の大石賢吾知事(43)と、元副知事で新人の平田研氏(58)が立候補を表明しています。
来年1月22日告示、2月8日投開票です。