県が把握する県内のインフルエンザ患者は、前の週の約1.2倍に増え、4週連続の警報レベルとなっています。
先週1週間に、県内51の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者は3060人で、前の週より575人増えました。7週連続の増加です。
1医療機関あたりの報告数は60人で、警報レベルの基準値「30人」を4週続けて超えています。年代別では、10代以下が8割以上を占めています。(10歳未満54.4%・10代28%)
人の移動が増える年末年始を前に、県感染症情報センターは、普段会わない人や重症化リスクの高い人に会う際は、基本的な感染対策を特に心がけてほしいとしています。
また、休暇を海外で過ごす人に対しては、渡航前に厚労省のホームページで訪れる国における感染症の発生状況や予防法を確認して、体調管理に務め、帰国後に症状が出た場合は医療機関に相談、受診するよう呼びかけています。