先週、県が流行警報を発表したインフルエンザ。県が把握する患者数は前の週の1.2倍に増えていて、引き続き注意が必要です。
先週1週間、県内51の定点医療機関から県に報告されたインフルエンザ患者は2216人で、前の週より388人増えました。
定点あたりの報告数は43.45人と、2週続けて警報レベルの目安となる30人以上を超えています。
地区別では、長崎や佐世保など6地区が警報レベル、3地区が注意報レベルです。年齢別では10歳未満が51%と半数を占め、次いで10代が28%となっています。
今シーズン流行している感染力の強いインフルエンザA型の変異株「サブクレードK」について、県感染症情報センターは、「県では解析していないため県内の割合は不明だが、全国的に流行している。サブクレードKには手洗いやマスクの着用、換気、予防接種などが有効で、これまで通りの基本的な感染対策を心がけてほしい」としています。