
佐世保市の老舗百貨店「佐世保玉屋」は、現在の店舗での営業を来年1月末で終了すると明らかにしました。
「佐世保玉屋」は、1806年に佐賀県で前身の呉服店を創業し、1920年に百貨店を開業しました。建物は1964年から増改築を重ね、市から過去5回にわたり耐震診断の報告を求める命令を受けています。現在は、9階建てのうち、1階のみで営業しています。
佐世保玉屋によりますと、閉店後は佐世保市万津町に店舗を移し、屋号を維持したまま規模を縮小して営業を継続。現在の建物は、新たな商業ビルへの建て替えを計画しています。