佐世保市の老舗百貨店「佐世保玉屋」が再開発に向け6月末で一時閉館することがわかりました。現在の建物は取り壊される予定です。
「佐世保玉屋」は、1806年に佐賀県で前身の呉服店を創業し、1894年に佐世保へ進出。1920年に百貨店を開業しました。
佐世保玉屋によりますと、「一帯で計画されている再開発を進めるため、現在の建物での営業は6月末で一時閉館する」ということです。
建物は地上9階建てでコロナ禍以降、営業フロアの縮小が続き、現在、営業しているのは1階のみとなっていました。
一時閉館後は建物の取り壊しに入り、一部テナントと従業員は仮店舗に移る予定です。
店では、10日から最大70%オフになる「感謝祭」セールが始まり、オープン前には約120人が並びました。
並んでいた客:
「お客さんは少なくなっていた。2階・3階まで(縮小)となってから少なかった。寂しくなる」
「感謝祭」セールは、一時閉館する6月末まで行われる予定です。