県立農業大学校の学生が丹精込めて育てた長崎和牛の試食販売会が開かれました。
ゆめタウン夢彩都の精肉コーナーに並んだきめ細やかな霜降りの長崎和牛。試食販売会は、夢彩都などを展開するイズミが、地産地消を推進しようと、県立農業大学校と協力して開きました。
商品の長崎和牛は、畜産学科2年の学生2人が、去年5月から毎日丹念に世話をしてきた牛です。
「ジャンボリー」と呼ばれる発酵飼料を与えることで、肉質が柔らかくなり、うまみが口に広がるといいます。
客:
「甘みがあって、柔らかくて、ジューシーでした」
県立農業大学校畜産学科2年山口隼人さん(20):
「(農業大学校を)卒業した後も、牛を飼っていくんですけど、自分の牛がこのように並んでくれたらうれしい気持ちになります」
学生たちは、試食した客に味やうま味などを尋ねるアンケートを取り、卒業論文の発表に活用します。