先週1週間、県内51の定点医療機関から県に報告された新型コロナの患者数は、前の週から1人減り、今年3番目に多い709人となりました。
9月1日(月)から7日(日)までの1週間、1医療機関当たりの報告数は「13.90人」で、地区別でみると県北、対馬、県南の順に多くなっています。
年代別では、10歳未満が最多で160人、10代が123人、70代が83人と、幅広い年代で確認されています。
主な症状は、発熱、せき、全身の倦怠感などで、飛沫感染や接触感染で感染します。
また、「伝染性紅斑」、いわゆる「リンゴ病」の報告数は前の週から37人減り、110人となりましたが、5週連続で「警報レベル」となっています。
定点当たり報告数は「3.55人」で、これは、現在の調査方法になった1999年以降最多だった先週に次いで、今年2番目の多さです。
県環境保健研究センターは、「妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児の異常や流産のリスクとなる可能性があるので、注意が必要」としています。