県は、県内にインフルエンザの流行警報を発表しました。
基本的な感染防止対策への協力を呼びかけています。先週月曜17日から23日日曜までの1週間、県内51の定点医療機関から県に報告されたインフルエンザ患者の総数は1828人、定点当たりの平均は35.84人でした。
前の週から平均で11.92人増え、警報基準の「30人」を上回りました。このため県は、20日に出した「注意報」を警報に引き上げました。定点当たりの報告数が10人を下回るまで継続します。
地域別の平均は、長崎市保健所管内が79人で最も高く、佐世保市が44.57人、県央が30.75人と続いています。年齢別では、0歳から6歳が総数686人と最も多く、7歳から9歳が388人、10歳から14歳が371人、15歳から19歳が89人、30歳から39歳が80人60歳以上が63人となっています。
県は、場面に応じたマスクの着用や、手洗い・換気、高齢者など重症化リスクの高い人は、換気の悪い場所や不特定多数が集まる混雑した場所を避けるなど基本的な感染防止対策への協力を呼び掛けています。