長崎県被爆者手帳友の会が核超大国アメリカへ。未来を担う若者らに核兵器廃絶を訴えます。
被爆者で医師の朝長万左男会長(82)や被爆2世、3世ら一行は、27日午前7時35分、長崎空港発の航空機で東京・羽田空港へと飛び立ちました。
長崎県被爆者手帳友の会の会員10人で、ロサンゼルスや原爆開発拠点だったロスアラモス、ハワイで、アメリカ市民との対話集会などを開き、真珠湾攻撃の追悼式典にも参列します。
長崎県被爆者手帳友の会 朝長万左男会長(82):
「どのくらいの人がやっぱり核はなくしたがいいと思っているか。我々の証言を聞いてやっぱり核兵器の非人道性を理解してくれるかどうかということも分かりますから。そこでお互いに討論というか対話をしたいと思います。どうやったら、核廃絶できるかを」
一行は午後1時過ぎの便で羽田を発ち、ロサンゼルス国際空港へと向かっています。
約2週間、現地で活動を展開し、12月10日(水)に帰国する予定です。