県内にインフルエンザの流行注意報が発表されました。去年より1カ月早い発表です。特に長崎地区では警報レベルの報告数となっていて、県が感染予防を呼びかけています。
今月10日(月)からの1週間、県内51の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者は1220人で、前の週から750人、約2.6倍に増えました。
定点当たりの報告数は23.92人で、注意報レベルの基準値10人を上回ったことから、県は20日、県内にインフルエンザ流行注意報を発表しました。
地区別では、特に長崎地区が定点当たり59.55人と警報レベルです。
年代別ではほとんどが10代以下で、学校・学級閉鎖は小学校5校14学級、中学校3校10学級となっています。(10歳未満58%・10代30%)
県感染症研究センターは、今後大きな流行が懸念されるため、手洗いや適切なマスクの使用、室内の換気など基本的な感染予防を呼びかけています。