大切な家族への思いを詩に込めて。「おかあさんの詩コンクール」の表彰式が開かれました。
JA全農ながさきとNCCが主催する「家族や大切な人への想い~おかあさんの詩コンクール~」は32回目です。今年は1733編の応募があり、学校賞2校と入選した20作品を表彰、上位10作品をNCCの牛島ひかりアナウンサーが朗読しました。
最優秀・JA全農ながさき賞に輝いたのは、長崎市立北陽小1年、泊潤樹さんの「おかあさんへ」。
「『潤樹くん、お母さんいないの?』時々、お友達が僕に聞くよ。お母さんは僕が二歳八か月のとき病気で亡くなった。僕の顔はお母さんに似ているんだって。僕の中にお母さんにがいるみたいでうれしいな。おばあちゃん、おじいちゃん、お父さんとこれからも頑張っていくね。お母さんの子どもだから」
大切な人への思いと、感謝の気持ちをまるで手紙に綴るかのように感情豊かに表現した点が評価されました。
長崎市立北陽小1年泊潤樹さん:
「潤樹くんもお母さんの写真を見て、ここが似ているって思ったところがあったんだよね、どこですか?目です。どうですかお父さん」
父・和繁さん:
「似ているんじゃないですかね。子どもながらによく思ったことを上手に書けてるなと思いましたね」
長崎市立北陽小1年泊潤樹さん:
「(お父さんのことは大好きですか?)はい。(お父さん)大好きだよ」
入賞作品は来年1月から順次、浜屋百貨店や諫早図書館、佐世保市(場所未定)で展示されます。(浜屋百貨店1月24日~29日、諫早図書館2月21日~25日、佐世保市:場所、日時未定)
表彰式の模様は、NCCで全6回にわたり放送されます。