大村湾の環境問題について考えてもらおうと大村湾流域の5市5町でごみ拾いイベントが行われました。
「Wonder bay challenge2025 in 大村湾」は、大村市、諫早市、西海市、長崎市、佐世保市、川棚町、東彼杵町、長与町、時津町、波佐見町の5市5町で初めて一斉に開催され、合わせて325人が参加しました。
次世代に豊かで美しい大村湾を引き継ごうと取り組む、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で、一般社団法人「大村湾ワンダーベイ」が主催しています。
大村市では、市民ら約70人が参加し、市の総合運動公園近くの海岸で、約30分間、ごみを拾いました。
小学4年生(大村市から):
「思っていたより多かった。ペットボトルとかが落ちてると思っていたけど、発泡スチロールの切れ端とかが落ちててびっくりした。ウミウシがいっぱい住めるような海になってほしいです」
大村湾は、陸に囲まれた全国でも珍しい「超閉鎖性海域」。そのため、落ちているごみのほとんどは、流域の5市5町から出たものです。
大村高校1年池田陽馬さん:
「学校の探究活動で僕たちは海ごみについてやっているので海の状況とかを知りたいと思って参加しました。ごみを削減していくことが重要なのかなと思いました」
園田裕史大村市長:
「ごみを拾っても捨てる人がいれば“いたちごっこ”で、ごみを捨てたらどうなるのかということを意識してもらいたい」