大村湾の環境問題について考えてもらおうと大村湾流域の5市5町をタスキリレー形式でつなぐマリンアクティビティーの体験イベントが開かれました。
23日、諫早市の多良見漁港で始まった「ワンダーベイチャレンジ2024in大村湾」は、豊かで美しい大村湾を次世代へ引き継ごうと取り組む「日本財団海と日本プロジェクト」の一環で「大村湾ワンダーベイプロジェクト」が実施しました。
大村湾流域の大村市や諫早市、西海市、長崎市、佐世保市、長与町、時津町、川棚町、東彼杵町、波佐見町の住民らに清掃活動や「マリンアクティビティー」を通じて海の環境について考えるきっかけをつくることが目的です
。大村湾は、周囲を陸で囲まれていることから、外海の影響を受けにくく「超閉鎖性海域」と呼ばれ、流域で暮らす住民の暮らしが水質に大きく影響します。
集まった地域住民ら7人は、大村湾沿いで清掃活動をしたあと、浜辺でボードの乗り方を学び、約1時間半にわたって、湾の沖合で「SUP(サップ)」を楽しみました。
参加者:
「風が吹いたら難しかったけれど楽しくはあった」
参加者:
「大好きな大村湾で出来て楽しかったです」
最後は、たすきに大村湾への思いを書き、次の長与町につなぎました。
参加者:
「街中にごみを見かける時に今後はそれを拾ってやろうかなって、行き先が大村湾など海に行ってしまうことを分かったら、意識するのかなと思いました」
イベントが開かれた3日間、参加者らは海の環境問題について考えました。