県はインフルエンザの定点当たり報告数が「1人」を上回り、「流行期に入った」と発表しました。
9月8日(月)から14日(日)までの1週間、県内51の定点医療機関から県に報告されたインフルエンザの定点当たり報告数は、「1.04」人となり、流行開始の目安となる「1人」を上回り流行期に入りました。
去年より約1カ月早い流行期入りです。
感染すると38℃以上の発熱や、頭痛、関節痛などの症状が出て、高齢者の場合、二次性の肺炎を伴うなど重症化する恐れがあります。
年代別では0歳から6歳までが最多の28人。10歳から14歳までが13人、7歳から9歳までが7人と、10代以下が、90パーセント以上を占めています。
また、新型コロナの報告数は、前の週から36人増え、今年2番目に多い745人、1医療機関当たりの報告数は14.61人です。年代別では、10歳未満が最多で190人、10代が175人、40代が72人となっています。
県環境保健研究センターは、「基本的な感染対策に努め、希望する方は10月ごろから接種が開始されるインフルエンザワクチンを早めに接種してほしい」としています。